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マグネテラピーの原理にもつながるお話しです。
昔から磁石には人間にはわからない不思議な力があるといわれてきましたが、磁気を人間の身体に作用させて治療を試みた先達がフランスのm氏でした。
これが一九世紀のおわりごろの話です。
以来、磁気の持つ作用を研究する人がたくさんでましたが、以前から磁気ネックレスとか磁気まくら、磁気マットレス、磁気グッズなどで、肩こりが治ったり、冷え性が改善されたりしたという話はよく耳にします。
磁気を使用しているものはたくさんあります。
電話機、カセットおよびウォークマン、テレホンカード、キャッシュカード、自動改札用乗車券、両替機(紙幣判別も磁気センサーとのこと)、冷蔵庫のパッキング、イヤホン、自転車のライト、クーラー、レンジなどまだまだたくさんあります。
中には、自動車の燃料タンクとキャブレーターの間に磁気を作用させて、燃費を約0五%も向上させていますし、ある高級ホテルでは、暖房などに使用する重油に同じように磁気を作用させることで完全燃焼させて、燃費を節約すると同時に公害を出さないようにするためにも使われています。
地磁気は地面かガウス球の磁場を受けて出ているといわれていますが、住居や職場がコンクリート、移動は車や電車という生活をしていると、身体が磁気不足になります。
住まいは木造家屋がよいというのもこのあたりにわけがありそうです。
ただマンションでも二階までは磁力線の影響を受けられるそうです。
磁気不足を解消所の公園でも舗装していなければ磁場を受けられますから、昼休みに公園でお弁当を食べたり、本を読んだり、お友達と談笑したりするのも効果があります。
私たちの身体には血液が流れていますが、これを電気的に測定すると約三ボルトの電圧があるといわれています。
子供は五五ボルトもあり、お年寄りになると二五ボルトくらいに低下してしまうのだそうです。
ある小学校では冬でも子供は半ズボン、ランニングという超薄着で過ごさせているところがありますが、子供は元気に飛び回っています。
大人の倍近い五五ボルトの電圧があるということは、それだけ血流が速いということになります。
血液が流れていればそこに電流が流れているのです。
血液はイオンを含んでいるので、生体から発せられる極微弱な磁気の測定ができる測定器も開発されました。
たとえば心臓から発生する磁場は地球磁場の一千一億分の一で万分の、心電図ならぬ、心磁図も作製できるのだそうです。
日本に磁気による治療が初めて導入されたのは近代になってから。
昭和の初めごろだと言われています。
世界的に見るとフランスのmが一九世紀に磁気の効用を初めて提言しています。
日本ではTt大学のH博士が初めて磁気治療器を開発しました。
そのきっかけは、高圧電線の下では作物の育ちがいいという事実に目をつけたことでした。
以後、磁気療法に関心を示す人が徐々に増えてはいきましたが、一般的には「医学的に根拠がないもの」という認識が強く、日本ではほんのわずかな人しか磁気の効用については興味を示しませんでした。
ですから磁気リングなるものが発売されても一部の人たちにしか受け入れられなかったのです。
しかしその後、磁気バンドは爆発的に売れることになります。
きっかけは、昭和三三年に聞かれた第一O一回日本内科学会で、N博士が磁気バンドの有効性について講演したことでした。
医学の裏付けを得た磁気パワーは以後、いろいろな磁気治療に用いられ、販売されるようになっていきます。
そして、それまでは、磁気ネックレスやブレスレット、磁気バンドなどは民間療法だという見方をしてきた厚生省もついに、磁気治療器に関して厚生大臣の認可を受けなくては製造できないという規則を作るまでになったのです。
厚生省までが認めた磁気治療法は、さらにその地位を上げていくことになり、磁気マクまでも続いています。
磁気に関する一般の関心を喚起したもうひとつの節目は、昭和五四年、やはりN博士が発表した「交流磁場の治療効果について」という論文でした。
このとき、N博士は「交流磁気治療器」の臨床テストを重ねていたそうです。
「交流磁気治療器」は、磁気シャワー健康法を開発したI弘三氏が新たに発明したもので、博士が実用テストを担当していたのです。
翌年の昭和五五年、その「交流磁気治療器」は厚生省の審査をパスしたのですが、厚生省の認可を受けるには、厳しい条件があり、I氏の場合、権威ある二つの病院での各々かも、副作用がないことも証明しなくてはならなかったそうです。
では、この磁気は体にどんな影響を与えるのでしょうか。
まず磁力線が体の深い部分に達すると、血行がよくなり、毛細血管の流れが促進され、内臓などの機能が回復することにもつながっていきます。
身体を構成している細胞も活性化されるため、これまで薬ではどうにも治療できなかった買腸障害や肝臓、心臓などの器官に関する治療にも展望がひらけてきたといわれています。
I氏によれば、現在のところ厚生省は磁気の効用に関しては「血液の流れを促進する」という一点でしか認めていないそうですが、実は磁力線は糖尿病の患者では不可欠のインスリン分泌の促進やリウマチ患者に不足するステロイドホルモンを体内で増加させたり、肝炎では重要な役割を果たす免疫細胞を増殖させるなどの効果もあるようです。
いまさらとは言え、ここへきて各大学での磁気に関する研究ににわかに熱が入ってきたのも確かです。
S大学医学部、T大、Ti大学大学、Tj大学などで基礎実験が行われるようになりました。
また、骨折の回復にも磁気が威力を発揮することから、その分野での研究や治療機械の導入が盛んになっています。
こうした磁気の効果がだんだん明らかになり、さらに厚生省の姿勢が積極的になっていくでしょう。
しかし、磁気を使えば何でも治療できるというわけではありません。
あくまでも、血液の元になる食事や日常生活での注意が肝心なのは言うまでもありません。
磁気を使って、内臓の動きを制御している自律神経を安定させてから、痛みを取りのぞき、ついで整体で身体の歪みを直していくのであると、I氏も言っています。
ではなぜ、磁気がわたしたちの体に影響を与えるのでしょうか。
そのひとつの理由は、こうした磁気の効果がだんだん明らかになり、さらに厚生省の姿勢が積極的になっていくでしょう。
体を流れている血液に関係しています。
気づかないものですが、血液は微かながら電気を持っています。
つまり、血液の流れは、ある種の電気の流れともいえるのです。
電気が流れれば、磁場が生じます。
磁場があれば、磁気に反応する、というわけなのです。
このように磁気というものは、自然界にも、またわたしたちの体内にもあるものです。
しかし、地球上の生物に大きな関わりを持っている磁気も、前に比べると、その磁力が半分以下になってしまっているというデがあるのです。
専門家によれば、五年前と比較して、現在ではありとあらゆるところに鉄があふれでいるため、鉄が地磁気をどんどん吸収してしまっているのだそうです。
この結果、病人が増えたと主張する研究者もいます。
身体が磁気不足になると、まず免疫力が低下し、外部からの病原菌に対する抵抗力もグンと下がってしまうのです。
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